最近の若手は指示待ちで、自分から動かない──。多くのホール企業の店長や人事部門の方々から、そんな声が聞こえる。特に新入社員から入社3年目程度までの若手社員は、業界知識も業務理解もまだ浅いし、かつてのように「店長になりたい」と思って入社してきた社員はごく少数。しかし、この時期に仕事の楽しさを知ってもらわないと、「何のためにここで働いているのかわからない」という気持ちが芽生え、早期離職に繋がりかねない。では、企業は何をすればいいのか。

こうした悩みに対して、パック・エックスが提案しているのがゲーム形式の体験型研修パッケージ「エネ・オレ」だ。この研修サービスは、パチンコ業界で働く面白さや自社で働く意義を深く感じてもらい、エンゲージメントを高めることを目的に開発されている。そのため、グループの仲間と知恵を出し合い、他のグループと競うよう設計しているのが大きな特徴だ。
「エネ・オレ」は現在、ボードゲーム形式の店舗運営シミュレーション、謎解き脱出ゲーム形式によるチームビルディング研修など業界に特化した17種類のコンテンツが用意されており、各社の課題に応じて最適な内容を選択できる。
同業他社の社員と一緒に参加する集合型研修のため、日常業務では得られない非日常的な学びの場と、他社との交流が、新たな視点と刺激をもたらす。講師にはホール企業出身者だけでなく、業界外のキャリア支援や人材支援の専門家といった、「外部の視点」を取り入れている点も特徴だ。
体験型研修は主体性を育む
「エネ・オレ」の体験型研修には社員の意識と行動を変える効果が高い。ゲーム形式では参加者が当事者として問題解決に取り組むため「自分で考えて行動する」ことが求められる。店舗運営シミュレーションゲームであれば、戦略を立て、利益を上げるためにチームで議論し、試行錯誤を重ねる中で、否応なく当事者意識が生まれる。「発言していい」「自分の意見が歓迎される」という雰囲気だからこそ、普段の現場では表現することに尻込みしがちな若手でも主体性を発揮できる。

また、ゲーム形式のコンテンツでは短時間で具体的な成果が見えることから、参加者は「自分にもできる」という自信と成長実感を得られる。
参加者の成長を目の当たりにしている講師は、「抵抗感なく、『気づいたら学んでいた』と思えるように作られています。結果として、本人の成長にとどまらずパチンコ業界の人材活性につながるはずです」と言う。
実際に「エネ・オレ」導入企業からは、その効果を実感する声が数多く寄せられているという。ある企業では、研修参加後の1年目社員が自信を得て、以前よりも積極的に店長とコミュニケーションを取るようになった。また、研修参加前より視座が高まり、店舗全体の中での自分の役割を理解しようとする姿勢が生まれているという。
研修への参加でエンゲージメントが高まる
若手社員が外部の研修に参加することには、「会社が自分の成長を真剣に考えてくれている」と実感できるというメリットもある。社員は、「この会社にいたら成長できそう」「自分の将来を考えてくれている」と感じ、組織への信頼感とエンゲージメントが高まり、定着につながっていく。
若手社員と一緒に研修に参加したあるホール企業の店長は、「若手社員が、私と共通の体験と言語を持つ関係へと変化した。その若手社員は日常業務の中で、研修で得た視点や用語を使うようになったので、私との意思疎通の精度が高まり会話がより建設的になった。明らかに以前よりも仕事を楽しんでいるようです」と言う。
研修は「継続して実施」が重要
研修の目的は行動変容だ。そのためには継続することが重要だ。「エネ・オレ」はサブスクリプション型のサービスで、定期開催されている会場研修やオンライン研修に、社員を1人から何人でも、何度でも参加させることができる。そのため、現場のシフト調整の負担を最小限に抑えながら、継続的な育成ができる。特に、ぎりぎりの人員で店舗を運営している中小規模の企業にとっては、教える側の負担がないことがメリットだろう。
慢性的に人手不足状態にあるパチンコホール業界では、「若手の育成=現場任せのOJT」になってしまいがち。しかし、若手社員の育成は未来の戦力づくり、未来の幹部作りのための先行投資。若手社員を “現場を離れた学びの場” に参加させることを検討するべきだろう。
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