コラム

廃業やM&Aを考えたとき、不動産は売却したほうが良いのか?

資産活用プロフェッショナルの視点
廃業やM&Aを考えたとき、不動産は売却したほうが良いのか?
文 = 三戸 浩/text by Mito Hiroshi

結論を申し上げる前に、昨今のM&A事情について簡単にお伝えしたいと思います。

日本企業全体で見ると、東日本大震災前後で落ち込みはあったもののM&Aの件数は基本的に右肩上がりです。某シンクタンクの調査によれば2024年は約4700件と、過去最高を記録しました。その理由としては、「後継者がいない」「不採算事業を切り離したい」「支援制度の拡充」などが考えられます。少子高齢化が進む一方ですから、「後継者がいない」という問題は簡単に解決できるはずもなく、今後もM&A件数は増えていくことでしょう。

パチンコ業界に関して言えば、2024年は前年に比べて成立件数が微減しました。これは、買い手と売り手の価格が合致しない、もしくは規
模的に難しいことが要因と思われます。とはいえ、店舗数は減少を続けており、売り手は一定数いるはずですので、M&Aが下火になることはないでしょう。

>>記事全文は『Amusement Business Answers』(2025 AUTUMN Vo.1 No.4)でお読みいただけます。


■ 三戸 浩
宅地建物取引士の資格を持つ、株式会社プロパティー社長。大学卒業後新卒で大手デベロッパー企業に入社、1996年にプロパティーに入社し、5年後には代表取締役に就任。M&A、テナント誘致、賃貸運営、店舗開発などを手がけており、ホール企業からの信頼も厚い。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれないコメントは表示できません。

関連記事

新着記事
会員限定
おすすめ
PAGE TOP
ログイン 会員登録
会員登録