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「気づけば学んでいた」という仕組み外部視点の体験型研修が育む主体性

ゲーム形式の体験型研修

「気づけば学んでいた」という仕組み外部視点の体験型研修が育む主体性

本記事は『Amusement Business Answers』(2026 WINTER Vo.2 No.1)に掲載中です。

若手社員の成長スピードの鈍化や、早期離職―多くのホール企業が直面するこの問題は、もはや日常的なルーチン業務やOJTだけでは解決が難しい。特に、入社3年目程度までの若手社員は、キャリアの明確な目標を見失いやすく、「何のためにここで働いているのかわからない」という気持ちが芽生えがちだ。

こうした状況は、ホール現場特有の閉じた環境にも起因している。日常的な業務の中で視野が狭まり、社内独自の慣習や価値観に囚われやすくなるのだ。結果として、若手社員は自社の未来と個人の成長を結びつける客観的な視点を持ちづらくなり、モチベーションの低下を招いてしまう。この状態を放置すれば、企業は貴重な若手人材の流出を許し、採用コストも増加するという負の連鎖につながる。

この構造的な課題に長年向き合い、解決策を探求してきたのが、業界の人材採用支援を専門とするパック・エックスである。そのソリューションのひとつとして同社が業界の特性である「エンタメ」要素を活かし開発したのが、ゲーム形式の体験型研修パッケージ『エネ・オレ』だ。同サービスが注目されるのは、研修講師に業界外のキャリア支援や人材支援の専門家といった、「外部の視点」を取り入れている点にある。

幅広い業種・職種のキャリア支援と、地域に特化した親子のキャリア教育アカデミーを運営する宮内利亮氏は、「ホール現場で働く若手社員は、社外との接点の少なさから、客観的な自己把握を難しくし、結果として成長スピードを遅らせている」と指摘する。

また、医療・福祉業界の人材採用支援会社を経営する市毛聖太氏は、『エネ・オレ』の高いエンゲージメント力に注目する。「3~4時間の濃密な体験を通じて、参加者の『気づき』を『明日からの行動』に直結できる点は、他の座学的な研修との違いであり魅力のひとつだ」と語る。

さらに、ホール企業に在籍し、国家資格キャリアコンサルタントとして社外の研修講師を意欲的に実施する赤羽良太氏は、「業界内の人間として、外の世界に触れることは、キャリア展望を広げる価値ある体験――。『エネ・オレ』は、社員にその機会と、成長のロールモデルとなる可能性を与える貴重な仕組みだ」と見解を述べている。

「気づけば学んでいた」体験型研修のメカニズム

パック・エックスが開発した『エネ・オレ』が目指すのは、受け身の意識を破壊し、主体性を育むことにある。一般的なインプット型の座学研修とは異なり、この体験型研修では、ボードゲーム形式の店舗運営シミュレーションや、謎解き脱出ゲーム形式など、業界に特化した14種類のコンテンツを用意している。同業他社の社員と一緒に参加する集合型研修が定期的にオンライン・会場で開催されるサブスクリプション型サービスだ。契約期間中は社員を1名からでも、何度でも参加させることができる。

最大の特徴は、参加者が当事者として問題解決に取り組むため、「自分で考えて行動する」ことが否応なく求められる点だ。たとえば、店舗運営シミュレーションであれば、戦略を立て、利益を上げるためにチームで議論し、試行錯誤を重ねる中で、自ずと当事者意識が生まれる。参加者が「発言していい」「自分の意見が歓迎される」という雰囲気だからこそ、普段の現場では表現することに尻込みしがちな若手でも主体性を発揮しやすい環境が生まれるように設計されている。また、短時間で具体的な成果が見えるゲーム形式のため、参加者は「自分にもできる」という自信と、確かな成長実感を得られる。

「抵抗感なく『気づけば学んでいた』と思えるように作られている。これが、結果としてパチンコ業界の人材活性につながるはずだ」(講師一同)

限られた人員数でも可能な「継続的な学び」という投資

研修の目的である行動変容のためには、継続的な実施が不可欠だ。『エネ・オレ』は、定期開催の集合研修に1名からでも参加させられるため、現場のシフト調整の負担を最小限に抑えながら、継続的に学びを「経験」として蓄積させることが可能だ。 実際に『エネ・オレ』を導入した企業からは、研修参加後の1年目社員が積極的に店長とコミュニケーションを取るようになり、参加前より視座が高まって、店舗全体の中での自分の役割を理解しようとする姿勢が生まれた、といった効果が実感されている。

特に、「若手社員が、私と共通の体験と言語を持つ関係へと変化したことの効果が大きい。研修で得た共通の視点や用語を使って、日常業務での意思疎通の精度が高まり、会話がより建設的になっている」という店長の評価は、共通の学びがもたらす組織的効果の大きさを物語っている。

若手の育成を真剣に考える経営者、人事担当者は、ぜひ一度、この「現場を離れた学びの場」に触れ、その効果を確かめてみてはいかがだろうか。

株式会社パック・エックス
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留6階
TEL 03-5777-0361
WEB https://www.pac-ex.com/
MAIL ene-ole@e-pachinko.org

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