木村義雄議員(参)繰上当選 「業界の差別的な扱いの改善」「風適法の見直し」に期待

全日本遊技産業政治連盟(全遊政連)は2月12日、1月30日に繰り上げ当選により参議院議員となった木村義雄氏(自民)の報告会を、都内の遊技会館で開催した。全遊政連は、2022年の参議院選挙・比例代表で木村義雄氏を支援したが惜しくも落選。しかし自民党の議員が先の衆院選に「くら替え」立候補したことで、2022年比例名簿に基づき木村氏が繰り上げ当選。ついに「遊技業界から族議員を輩出」の悲願がかなった。

木村義雄 参議院議員

全遊政連の伊坂重憲会長は、冒頭のあいさつで、「我々遊技産業は本当に課題が山積しております。ようやく国会の場で木村先生に我々のためにご活躍していただける形が整いました。本当に嬉しいことであります」と述べた。

全遊政連の伊坂重憲会長

2025年の参院選に出馬した、全遊政連の阿部恭久前会長は業界の課題を具体的に、「風適法の許可業種と届出業種という区分と(遊技業を)切り分けていかなければならない」「訪日外国人が増えている中でパチンコ店で遊んでいただくには、言葉の問題もある。やはり外国人留学生の資格外労働を認めていただくことは重要」「(2030年に日本に開業するIR内の)カジノとパチンコ・パチスロ遊技の棲み分けをする必要がある」「国の財をよくするために、我々の遊技産業を右肩上がりにしてもらえば、消費税や法人税を増やし、従業員の処遇も改善することで所得税が増加する。そういう形で我々の産業が国を支えていける手立てが必要」と考えを述べた。そのうえで、「こういった活動を進めていく上では議連の先生方の支援が必要」だとした。

全遊政連の阿部恭久前会長

木村議員は、「遊技業界との密な連携を維持していく」ことを強調しながら、認識している課題と抱負を述べた。

「補助金や助成金など事業の日常的な場面で差別的な扱いを受けている点、ファンを増やすために、健全で前向きな要望に対して障壁がある。旧態依然としたルールの問題、産業の根本である風適法がいまの時代に即した内容で、現実に即した運用になっているかという点まで、多くの課題があります。私の任期は約2年半ですが、6年半分以上の成果を出すべく、業界の皆様の声に誠実に向き合い、課題解決に向けて全力で活動してまいります」

また、自身が厚生労働政策に長く携わってきたことを踏まえて、パチンコ業界の存在を、「孤独な方々、さまよっている方々にとっては、パチンコはオアシス、憩いの場でしょう。パチンコによって生きがいを感じ、人生を楽しく過ごせる人もいる。その点をもっと広げていって、皆さんの産業は遊技産業であると同時に、健康産業にしていくべき」と認識していると語った。

取材=Answers 編集部

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