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ニューギン、遊技機開発新体制のもとアニメIPで若年新規ユーザー創出狙う

ニューギングループは1月15日、都内でプレス発表会を開催し、アニメ版権を活用した新プロジェクト「A.P.P(アップ)プロジェクト」の発足を発表した。プロジェクト名は「Animation(アニメーション)」「Pachinko & Pachi-slot(パチンコ・パチスロ)」「Play(プレー)」の頭文字から構成されている。

発表会の冒頭、松永崇取締役は、業界の低迷が続く中で若年層ユーザーが増加傾向にあるデータに触れ 、「これまで触れる機会がなかったユーザーに向けて、業界一丸となり、楽しんでいただける環境の構築をすべき」とプロジェクトの意義を強調。アニメとコラボレーションできる唯一のレジャーとして、パチンコ・パチスロの新しい価値創造を宣言した。

ラインナップには「eリコリス・リコイル」「L無職転生」をはじめ、「eワンパンマン」「L陰の実力者になりたくて!」「L魔法少女にあこがれて」「L時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」といった、若年層アニメファンから圧倒的な支持を得る人気コンテンツが名を連ねている。

開発体制の刷新で「スピード」と「脳汁」を追求

続いて登壇した中村健ゼネラルプロデューサーは、プロジェクトの核となる機械開発プロセスの刷新について説明した。具体的には以下の4項目を徹底する。

1. スピード開発の徹底
初期の企画段階から徹底した監修を行い、アニメ放送から時間が空かないスピーディーな商品提供を実現する。

2. スペックと演出の最適化
マーケティング部やライツ部も参画し、版権ファンの心を動かす演出バランスを追求する。

3. 「脳汁演出」の強化
SNS普及に合わせ、若手ディレクターを中心に映像やサウンドのインパクト・気持ちよさを評価軸として強化する。

4. デザイン改革
若手社員とデザインチームがタッグを組み、若者に受け入れられるインターフェースや盤面デザインを追求する。

すでに昨年末導入の「L無職転生」では、パチスロ機の初日稼働として2025年年間2位を記録するなど大きな手応えを得ているという。現在販売中の「eリコリス・リコイル」においても、コンテンツファンが納得できるスペック開発に注力しており、パチンコメーカーのイメージが強い同社が「パチスロメーカー」としても認められる遊技機づくりを加速させる姿勢を示した。

左から:吉田尚記さん、中村健ゼネラルプロデューサー、松永崇取締役

記者発表会の後半はアニメなどサブカルチャーに詳しいニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんをゲストに迎えたトークセッション。アニメのトレンドとニューギンが選んだIPのラインナップを解説し、「いま40代・50代もアニメを見ている人が多い」「コアなアニメファンに刺さるチョイス」「遊技機には、振動や風といったアニメという平面では味わえない体験がある。これは最小のテーマパークといえるんじゃないか」と、アニメIPの遊技機化に大きな期待を寄せた。

 

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