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日遊協調査 パチスロ参加人口は前年比26万人増加

日本遊技関連事業協会は3月13日、業界メディア向けの記者会見を開催し、日遊協が実施した2つの調査「パチンコ・パチスロファンアンケート 2025」と「パチスロプレイヤー調査 2025年度」のサマリーを報告した。

パチンコ・パチスロファンアンケート 2025

同調査は、パチンコ・パチスロファンの特性、プレー実態、ニーズ等とその動向変化を把握するための定点観測調査で、2025年11月から12月にかけて、18社・564のパチンコホール店内で来店客を対象に対面で実施(WEBアンケート画面を用意し、ホール所有のタブレットを使用して自記式回答)し2,953人から回答を得た。

[サマリー]

  • 回答者は、20年以上のベテラン層が52.1%で前年より微減し、1年未満の新規層(6.3%)が前年(5.2%)より微増。
  • 直近1年でもっともよく遊んだのは「20円パチスロ」で回答者の41.7%を占めたが前年調査より2.3ポイント減少。「4円パチンコ」遊技者は21.5%(同5.2ポイント減)で、「1円パチンコ」遊技者は28.6%(同5.8ポイント増)だった。
  • 1日の平均使用金額は、2022年~2024年には3年連続増加だったが、2025年の平均使用金額は22,586円と減少。
  • パチンコ店へ行く頻度は、「ほぼ毎日」通う層が21.8%(前年と同水準)。一方で
    「1ヶ月に1回未満」のライト層は3ポイント増え8.7%。※編集部注:来店者へのアンケート調査という手法のため、回答者に占める高頻度来店者の割合は高くなる。
  • 喫煙者における「加熱式たばこエリアの中から遊技台を選ぶ」割合が35.0%と前年より上昇しており、特に30~40代や高単価遊技層、スマート遊技機経験層でその傾向が強い。

「低貸玉ユーザー割合の増加」について、報告書は、「物価高による節約志向が強まる中で、遊びやすさを求める心理が顕著。一方で、自分にとってパチンコが『なくてはならない楽しみ』とする層も増えています」と分析している。

■ パチスロプレイヤー調査(2025年度)

同調査は、パチスロの「参加人口」「参加率」「頻度」「満足度」の経年変化を把握し、遊技者層の変化や考え方を多角的に分析するもので、全国の18歳~79歳の男女を対象に、2026年1月にインターネットリサーチによって実施。回収したノンユーザーを含む60,000サンプルから、プレイ頻度が2~3カ月に1回以上の「現行プレイヤー」1,523サンプルを抽出し、日本居住者の性・年代構成に準拠するようウエイトバック集計をおこなった。

[サマリー]

  • 「年1回以上」遊技した人を参加者と定義した2025年のパチスロ参加人口は約784万人となり、前年比で26万人増加した。年代別で見ると「10代・20代」が13万人増、「30代」が19万人増となり、年代の若い層を中心に参加人口の底上げが見られた。
  • 若年層を中心にパチスロの満足度が高まっていることに加え、BT遊技者では遊技頻度の増加や満足度の高さも確認されている。こうした点から面白い機種が増えたことや遊び方の幅が広がったことも参加人口増加の背景にあると考えられる。
  • BT機の導入から約7カ月時点での調査であったが、約7割が「遊んだことがある」と回答しており、一定の体験が広がっていることが確認された。一斉導入は初期の訴求効果を後押しする施策であったと考えられる。
  • BT機は「ノーマルタイプとAT/ARTの中間」というコンセプト自体は理解され、一定の評価を得ているといえる。全体的な満足度は高いものの、機種タイプ別の満足箇所を比較すると、BT機はノーマルタイプやAT/ARTと比べて満足度が低い項目が多い。また、勝ちの満足感はノーマルタイプ、負けの許容はAT/ART寄りと受け止められており、遊び方のバランスに課題を感じる側面もある。

同レポートは今後の対策として、「また、若年層ではパチスロ開始のきっかけとして『友人・知人による勧誘』が突出して高く、『ゲームセンターでの経験』や『コンテンツのパチスロ化』も相対的に高い。これらの結果から、若年層特有の接点を活用した施策が有効と考えられる」としている。

 

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