2026年に備えるために、私たちが知っておかなければならないことが3点あります。
(1)2025年に団塊の世代が全員後期高齢者になった。
2026年は市場のボリュームゾーンは団塊ジュニア世代 (1971年から1974年頃に生まれた)へと移り変わります。団塊ジュニア世代は 52歳から54歳となり、この方々が小学生高学年から社会人1年生ぐらいまでの思春期において、目や耳にしたものが、青春時代(一般的には10代から20代前半頃の時期)の美しい想い出のトリガーとなります。よって集客におけるマグネットは、「1980年から1992年に流行ったモノ」になりそうです。
(2)人口が減少する社会において、親の所得を超えられる子供は多くない。
賃金上昇は物価上昇に追い付かず、社会保険料や税金などを納めると、実質目減りしている状況です。そのような状況で遊技単価を高めている業界の方向性は、ファンが減る原因となります。よってパチンコ・パチスロは「遊びやすさ」のバランスを取ることが、ファン離れを減らすことにつながります。
(3)AI時代に勝つには「気持ち」の理解が必要。
AIの普及によりホール営業の明暗を分けるのは、ハードからソフトへと変わると考えられます。ハードのスペック比較などはAIが得意とする分野であり、設置機種選択や運用などの差別化要因は縮小していきます。しかしお客様の気分や意思決定などを左右するソフト面の施策は、まだAIが得意とする分野ではありません。ここに市場競争力を高めるポイントがあるのです。

堀川和映 第二営業部 顧問/マーケティングコンサルタント、心理カウンセラー・研修講師。ホール企業、遊技機メーカーなどを経て独立。パチンコにおけるマーケティングを分かりやすく伝えることのできる数少ない専門家として評価されている。

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