
パチンコホールの遊技機入替作業を競技化した「iスポーツ競技大会」を主催する一般社団法人日本iスポーツ機構は、8月19日に都内で会見を開き、今年11月に第5回目となる大会「i-1 GRAND-PRIX 日本シリーズ2025」を開催することを発表した。今大会の会場は都内墨田区の「すみだフットサルアリーナ」で、同機構の田口智義理事長は「遊技機メーカーやパチンコ関係業者のブース出展を増やし、前回大会以上に会場を盛り上げることを目指す」と語った。なお、開催日は出場選手の家族や会社のスタッフが応援に来場しやすい平日を予定し調整しているという。
今大会の賞金総額は100万円で、優勝者に77万円、準優勝者に7万円、3位5万円、4位3万円、5位〜8位2万円。出場選手枠は先着77人で、参加資格は、パチンコ店スタッフで「入替検定二級取得者」となっている。
前回大会に出場したパチンコ企業18社47人から今大会にリピート参加を希望している企業や選手も多く見込まれる。特に上位入賞を逃した選手や企業の意気込みは強く、すでに練習を開始している選手や自社で予選会を開き、代表メンバーを決定しているところもある。
なお、iスポーツは、遊技機の取外し、取付けまでのタイムを競い合うスポーツだが、速さだけでなく台枠が垂直に取付けられているかなどの正確さも必要となる。上位入賞には、ひとつひとつの作業工程のコンマ数秒を短縮させる創意工夫と丁寧な処置が求められる。
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