エムズ(杉本めぐみ代表取締役)は「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を発表した。
パチンコホール事業者が、過去1カ月の収益や売上、粗利などから判断した2025年12月時点の「全般的業況」のDI値は、3カ月前より19.9ポイント悪化し、マイナス23.6ポイント(=Negative回答の割合がPostive回答の割合を23.6ポイント上回った)。

遊技機の「稼働状況」の判断のDI値をカテゴリー別に見ると、パチスロが13.9(前回調査より微減)であるのに対して、パチンコは前回から15.1ポイント悪化しマイナス58.3。3カ月後の稼働状況判断は、パチスロについてはプラス2.8ポイント良化を予想しているのに対して、パチンコについてはさらに2.8ポイント悪化を予想している。

企業金融(資金繰り、金融機関の貸し出し態度、借入金利)についての判断のDI値は、いずれもマイナス圏だった(=Negative回答の割合がPostive回答の割合を上回った)。
資金繰りのDI値(「楽である」-「苦しい」の差)は、前回調査時から19.6ポイント悪化しマイナス19.6。貸出態度のDI値(「緩い」-「苦しい」)は前回比5.9ポイント良化したがマイナス13.0とマイナス圏。借入金利(「低下」-「上昇」)のDI値は前回比8.8ポイント悪化しマイナス23.9。
自由回答で得られたコメントには次のようなものがある。
- 「パチンコの射幸性が上がり過ぎてしまい、客がついていけない」(関東・小規模事業者)
- 「物価高の影響もあって遊技客がお金を使わず、平日の夕方は閑散としている店が多い。業界で景気がいいのは、来店イベントの演者だけである」(中部・小規模事業者)
- 「最低賃金が上がり、パチンコ店の時給が他業種と比べても高く感じなくなってしまい、人を集めにくくなった」(中部・小規模事業者)
「パチンコ景気動向指数(DI)調査」はパチンコ業界における景気動向の判定を目的に、シーズリサーチが四半期毎に実施してきたアンケート調査を、エムズが承継したもの。2025年12月12日~12月31日に調査票を送付・回収し、MIRAIぱちんこ産業連盟の会員企業の協力により46企業・77地域から回答を得た(複数の地域にまたがり事業展開する企業があるため地域数は重複がある)。
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