スマートフォンを手に、「ながら遊技」が定着した今、ホール内Wi-Fiは標準装備となった。しかし、Wi-Fiの可能性はインフラで終わらない。来店見込み客への継続的なアプローチと再来店動機の形成まで担う「集客できるWi-Fi」がダイコク電機から登場した。(文=ダイコク電機)
遊技しながらスマートフォンを操作する姿が、ホールではすっかり見慣れた光景になった。SNSへの投稿、動画の視聴、漫画アプリ、スマホゲーム̶̶遊技中もスマートフォンで情報収集や動画視聴を行うスタイルは、今やホール内で一般的だ。Wi-Fiは「あれば便利」から「なければ不便」へと変わり、通信環境の整備は遊技客の離脱を防ぐ基本項目として標準装備になりつつある。
では、ホール内Wi-Fiの理想形とはどのようなものか。店内全域を安定してカバーするアクセスポイントの設計、多数のデバイスが同時接続してもストレスのない通信品質、セキュリティの確保。そして、一度接続したファンが再来店時に自動でWi-Fiに繋がる利便性も備えたい。
通信の接点から集客の接点へ
Wi-Fiが整備されたとき、もう一段先の発想が生まれる。Wi-Fiに接続するという行動は、来店したファンが自然に起こすものだ。スマートフォンを手にしながら遊技をする以上、接続は今やほぼ自動的に発生する。つまり、Wi-Fi接続は「このファンが今ここにいる」という事実を示す、確かな接点だ。この接点を集客の起点にする発想がある。来店したファンとLINEで繋がり、再来店を促す情報を届けるWi-Fiとして機能させる̶̶ダイコク電機が、その発想を新サービスとして形にした。来店したファンに、どうやって「また来たい」と思わせるか。

情報感度に左右されない手法
来店経験のあるファンを「情報の受け取り方」という軸で見ると、二つの層に分かれる。新機種情報や遊技データを自ら調べ、来店を能動的に判断するファン層と、こうした情報収集をほとんどしない受動的なファン層だ。前者はアンテナが高く反応も早い。しかしファン全体で見れば、集客ピラミッドの頂点に位置する少数派だ。
課題は、その反対側にある。受動的なファン層は、来店見込み客の中では多数派だ。この層の来店頻度を少しでも上げることが、集客全体の底上げに直結する。自分から情報を取りにこない層に、どう届けるか。そこが問われている。
「探しにいかせる」から「届ける」へ。当社の『FAN+Wi-Fi』はこの発想で設計されている。核となるのが、AIが客観的な遊技データをもとに「盛り上がりを見せた機種」などを自動選定・レポートする「サイトセブンデータスコープ」だ。AIがサイトセブンのアクセス傾向から導き出した日の翌日には、自店における客観的な遊技結果や稼動状況が、分かりやすいレポートとして、情報を自ら取りにいかないファン層にも届く。̶̶情報感度にかかわらず、継続的に再来店動機を形成できる。

集客Wi-Fiという選択肢
Wi-Fi接続という、来店したファンが自然に起こす行動が、集客の起点になる。Wi-Fi接続時にLINEと繋がる仕組みで、自店への来店実績のあるファンと自然につながり、再来店を促す情報を継続的に届けられる。情報収集に受動的なファン層にも、特別な操作なしにアプローチができる。一度接続を通じてLINEと繋がれば、以降の来店時は自動でWi-Fiに接続される。それだけで、継続的にアプローチできるファンが増える。実際、フィールドテストでは情報配信のリーチが約2倍に拡大した実績が出ている(2025年9月~2026年2月)。
配信内容はAIが自動で構成するので、遊技データやクリエイティブを現場スタッフがイチから作る必要はない。継続的な集客施策が、ほぼ手間なしで動き続けるのもメリットだ。さらに、系列店を複数展開する企業であれば、グループ内のどの店舗でも同じ仕組みが機能し、来店履歴や店舗間の回遊も把握できるため、エリアマーケティングの精度も高まる。
Wi-Fiは、インフラで終わらない。集客できるWi-Fiという、稼動を底上げする新しい選択肢がここにある。


