日本遊技関連事業協会(日遊協)は1月29日、都内で「令和7年度 女性活躍推進フォーラム in 東京」を開催した。本フォーラムは、ホール企業13社から参加した女性社員23人が4チームに分かれ、2025年9月から継続的にマーケティングセミナー受講やグループディスカッションを重ねてきた活動の集大成となる第5回目の会合。最終回となる今回は、各チームによる企画プレゼンテーションが行われた。

半年間の研修を経て練り上げられた、自社へ持ち帰り提案可能な具体的な施策が発表された。

Bチーム


Bチーム:SNS活用と「推し活」応援ブースの展開
18歳から35歳のアニメファンかつ未経験層をターゲットに設定。SNSでのアニメ関連イベント告知と連動し、パチンコホール店舗内での声優来店や関連グッズのアピールを行う「コンセプトコーナー」を設置することで、若年層の来店動機を創出する。
Cチーム:大学学園祭に出張し初心者向けセミナー開催
パチンコに対し「怖い、難しい」というイメージを持つ若年層・女性に向け、大学の学園祭でセミナーを実施する。動画を用いた遊び方の解説やクイズ大会を通じて心理的ハードルを下げ、安心感を提供することで新規顧客の獲得を狙う。

Dチーム

Aチーム
Dチーム:女性に配慮した遊技エリアの設置
20代から40代の女性客の参加率向上を目的に、島単位での「女性配慮エリア」を提案。台配置のゆとり、照明・音量の調整、アメニティの充実など、派手な演出ではなく「自然に安心できる空間」を提供することで滞在時間と再来店率の向上を目指す。
Aチーム:SNS連動型のリモート試打体験会
18歳から29歳の未経験層を対象に、タブレット端末で実機を操作できるシステム「パチコネクト」を活用した無料のオンライン料試打会を提案。TikTokやXでの拡散、ミッションカードによる成功体験の提供を通じて、「ギャンブル」から「エンタメ」への意識転換を図る。
全グループの発表後、出席した派遣元のホール企業幹部らによる質疑応答と投票が行われ、大学の学園祭での「初心者向けセミナー」を提案したCチームが最優秀賞に選ばれた。

Cチーム
広報調査委員会の佐藤聖子副委員長は、委員の中で「増客に繋がる具体的なイメージ」「単発で終わらず継続性が感じられる」「ホールの外に出ていく積極性」「実現可能性の高さ」などが評価されたと講評した。
「女性活躍推進フォーラム in 九州」には12社・20人が参加しており、プレゼンテーションは2月19日に開催される。
日遊協は本フォーラムを通じて、女性社員の視点を活かした店舗運営ノウハウの蓄積と、業界全体の活性化を支援していく方針だ。
取材=田中剛(Answers)
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